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2016.03.31ニュースレター4月号を更新しました


一般社団法人外国人旅行者誘致促進地域創生機構 ニュースレター 4月号

 

インバウンドの流れを東北に「東北観光復興元年」

 

観光庁と地方運輸局は、訪日外国人旅行者の地方での消費拡大を図るため、全国各地の観光スポットを周りながら、買い物を楽しむことができる46コースを策定し、3月16日から日本政府観光局(JNTO)のホームページ上に5カ国語対応のウェブサイトを設け、情報発信することを発表しました。

 

ウェブサイトURL(日本語版):

http://shopping-course.jnto.go.jp/ja/

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外国人旅行者の旅の傾向は、東京・大阪など首都圏を中心としたゴールデンルートから地方へ、団体ツアー旅行から個人旅行へ、そして買い物もブランド品や家電製品等から日本の文化や職人技術が感じられる伝統工芸品などに変化しつつあります。

 

インバウンドの流れを都市から地方へ、そして多くの外国人にまだ知られていない地方の魅力あるモノを知って、見て、実際に買ってもらう。これまで都市部に集中していた外国人旅行者に日本各地の魅力を知ってもらうための取り組みが政府をあげて本格的にスタートしたのは喜ばしいことです。

 

たとえば北信越・中部エリアでは、世界遺産の「白川郷合掌集落」や高山市の古い町並みをたどり、日本三名泉のひとつ「下呂温泉」を楽しみ、刀鍛冶の伝統の技を今に伝える「関鍛冶伝承館・岐阜県刃物会館」を見学。「土岐プレミアムアウトレット」や名古屋の「大須商店街」での買い物など全行程3泊4日のコースを紹介しています。

 

しかし気になることがあります。今回紹介された46ルート中、東北エリアで紹介されているのは宮城県と山形県からそれぞれ1つずつ、合計2ルートしかありません。北陸信越エリアや近畿エリアは9ルート、北海道や富山県では地域ごとにテーマを設定した3ルートずつが紹介されているのに比べると、東北6県で2県2ルートしか掲載されていないのは東北出身の筆者としては少し残念に感じます。

 

今回のコースの策定にあたっては、地方自治体や観光協会等、地域の観光関係団体が把握する外国人旅行者の動向や買い物ニーズ等を踏まえたとのことですが、2015年1月~10月に日本に宿泊した外国人は延べ5530万人、そのうち東北地方の占める割合は全体のわずか0.9%。そもそも東北を訪れる外国人旅行者が少ないため、ルート策定にあたって参考となったデータも少なかったのではと予想します。

 

安倍総理大臣は東日本大震災から5年となる2016年3月10日、同年を「東北観光復興元年」とし、2020年に東北の外国人旅行者数を現在の3倍となる150万人に押し上げる目標を明言しました。またこれに向けて、今後5年間で海外の旅行会社から2000人規模を東北に招聘し、魅力あるツアー造成をしてもらうため、大々的な「東北プロモーション・キャンペーン」を行っていく考えも示しました。

 

東北人は真面目で我慢強いけれど、シャイで引っ込み思案な傾向があります。雄大な自然や厳しい気候にあってこそ育まれた文化や豊かな食、丁寧な手仕事によって伝承されてきた伝統工芸、東北にはまだまだ知られていない地域の宝がたくさんあります。もっともっと、伝えなくてはもったいない。インバウンドの流れを東北に波及させ、観光復興を遂げていくためには、官民あげての取り組みはもちろんのこと、いまこそ世界に向けて「東北ここにあり」とみずから積極的に声を上げるときが来ています。

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